ベンダー本社で講演

先日開催されたモダンホスピタルショウに併せて当院のベンダーのユーザー会がありました。
で、そこで講演をさせて頂いたのですが、「こんなことまで出来るなんて目から鱗でした!」など、おかげ様で大好評をいただきました。
ま、当たり前です。みんなが「出来たらいいな」って夢見てることを「やっちゃった(∀`*ゞ)テヘッ」って実演したのですから。
 
そんなことはさておき、そのユーザー会にはベンダーの社長さん始めとした幹部も当然出席しているわけです。
そうするとどうなるか。そりゃ社内でも「本腰入れようか」って話になりますわな。
で、そんな想像をすると「鉄は熱いうちに打て」で、ベンダーの社長さんに「SEさん向けに講演させてよ」ってお願いしちゃいました。まぁなんて図々しいのでしょう。
私の話を聞いて、「ふーん、すごいねー」で済ませてしまうような会社だったら終わってますが、社長さんも二つ返事で快諾してくれて、今週の始めに本社まで出向いてお話をさせて頂いてきました。
 
今までいろんなところで講演をしてきましたが、私の最終目標は「ベンダー本社で講演すること」だったんです。
だって、来る日も来る日も現場から叩かれ、バグフィックスか新機能の要求定義と実装を繰り返し、だんだんと自分たちの作っているものに対して自身なくなっちゃってもおかしくないと思うのよ。
僕もエンジニアの端くれですから「貴方たちの作っている電子カルテはこんな凄いことも出来るんだよ」「いいところもちゃんとあるんだから自信を持って全力で開発してくれ!」って、僕が伝えなくて誰が伝えるんだ!ぐらい思ってました。
そして念願かなってやっと話をすることが出来ました。
事前に「開発の幹部級が参加させて頂きます」って連絡きたから「違うんだよ。みんなに聞いて欲しいんだ。だから、希望する人誰もが気軽に参加出来るようにしてくれ」と唯一お願いしたことが功を奏したのか、本当にいろんな職種の方が聞きに来てくれました。
驚いたのは、電子カルテのインストラクターの女性陣まで聞きに来てくれて、最も熱心にメモをとっていたのはその中の一人だと見受けられました。こういう姿を見ると「みんなまだまだ熱い気持ちを持ってるんだ」ってうれしくなっちゃうよね。
行ってよかった。本当に行ってよかった。親友と、そして一つのチームとなった今の同僚たちと目指したもの、それにかける熱い思い、少しは伝えられたと思う。
ベンダーのみなさん。伝わったら、機能強化よろしく頼む。(笑)こっちで出来ることはこっちで頑張るからさ。
勢い余ってこのblogも紹介しちゃったけど、見に来てくれた人がいたらありがとです。
 
次の目標は、大阪支社(当院の電子カルテは大阪が中心になって開発しているの)に行って話をすることです。
二次利用もそうだけど、これだけ高機能な看護支援システムを作れる看護SE部隊と熱い話をしたいです。厚かましくも社長さんにお願いしたので、近いうちに実現するでしょう。
楽しみ楽しみ。
 

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