第1回PJ感想
先週の金曜日は第1回目の電子カルテプロジェクトでした。
自分の立ち位置をわきまえない偉い人にかき混ぜられて辟易。偉い人はいらんわ。
それに比べてその部下(同じ診療科)のドクターの話の早いこと早いこと。
ずばり見抜かれるわけよ。「それってFが既定路線ってこと?」って。
まぁ表面的にはそこに行き着くわけ。
なぜなら、
- 現在使用しているセミ電子カルテのベンダーであること(=他ベンダーへの乗り換えに際するリスクが小さい)
- 貧乏この上ないのに「地域の中核的病院」だから電子カルテにしなきゃ格好がつかないので、パッケージ型の製品を売りにしているベンダーに乗らざるを得ないこと
の2つがあるから。
でも、前日に東京駅で飲み過ぎたボクはあまりに無防備に会議に出てしまって、開き直りが足りなかった。
「院内のコンセンサスを形成していくことが大事」だと思っていたし、それは今も変わらない。でも、それは無策が故に無難な回答に終始してしまって誤解を生んだよ。たぶん。もしかしたら「リベートもらってんじゃね?」ぐらいの誤解あるよ。(笑)
(まぁ、正直な話、乗り換えるならN社しかないけど、個人的には乗り換えは十分射程圏内だし、それぐらいの覚悟はある)
思うんだよね。
「いいじゃん。楽に電子カルテ作ったほうが。電子カルテ作る労力あるんだったら、それはできる限り患者さまに向けて欲しい。だから、楽に品質の良い電子カルテを買ってくればいいじゃん」って。
みんないきなりでうがった見方するよね。分かるけど、ウチらの説明も聞いて欲しいよ。医療者の熱いところ、好きだけど、ベクトル変えたいなぁ。
あ、それから、ユーザーの立場だと「どのベンダーもホイホイ言うことを聞く」って思い込みはどうにかならないかな。
「5社ぐらいで比較検討できないの?」ってアンタ!ウチらの規模では相手にしないベンダーもあるってこと、全然知らないでしょ!