試してガッテンに学ぶ標準化

明後日はいよいよ第1回目の電子カルテプロジェクト会議です。
お金がらみ(予算要求的なものから決めなければならない病院経営の都合上、「カスタマイズorパッケージ」を早い段階で決めなければなりません。
 
しかしながら、病院のみんなは「電子カルテ=カスタマイズ(作るもの)」という先入観があります。先入観というか、defactという認識だと思います。
でも、「最近ナウいのはパッケージなんだぜ」っていうのを伝えなければなりません。
プロジェクト長との打ち合わせでも「お金が無いからパッケージなんでしょ」というロジックでパッケージを捕らえているのだなと感じました。
 
でも、本質的には違うわけ。
そこには「標準化」というキーワードがある。
で、みんなに分かってもらうために使うのが「カレー」(笑)
 
以前にためしてガッテン(from NHK)でやってたカレー特集が秀逸。
NHKのサイトには記述がないのでこれ(「ためしてガッテンのカレー特集がすごい!」)を読むといいよ。
みんなカレーにいろんな隠し味入れるでしょ。ボクも入れる。でも、結局のところカレールウの裏のレシピどうりに作ったほうが美味いらしいぜ。(ルウは火を止めて入れるのがスタンダードらしいぜ)
とどのつまり、これが本質的に伝えている事は「標準化」なわけ。
近年の医療において標準化(≒EBM?)ってうのは質の向上に寄与するというのが一般的であり、電子カルテ構築にあたっても「標準化」は大きなキーワード(パッケージに限らす、クリニカル・パスの部分においても)、それを分かってもらうためにはどうしたらいいかと考えていたネタをやっと披露する。カレーでな。(笑)
 
理解してもらえるか、笑われるかはわからない。でも、これ以上の平易な説明は思いつかない。
いっちょやってみる。