全国講演ツアー

以前のエントリーで、某IT企業の事例発表で最優秀事例をとったことを書きました。
で、この最優秀事例にはおまけがあって、その企業が主催するITセミナーの講師として全国各地を連れまわされるのであります。
4月の中旬以降、大阪・名古屋・東京と立て続けに講演をしてきました。今月(5月)は九州・博多が予定されています。
講演の内容は毎回同じなので特に書くようなことは無いのですが、だいたいそういう講演会やセミナーみたいのがあると、お決まりで懇親会がついて来ます。講師なのでただ酒です。(゚д゚)ウマー(笑)
ただ、この懇親会というものが非常に面白い。
私は今まで「懇親会」は「医療関係者」の懇親会というものにしか出たことはありませんでした。拙blogを読んでくれている病院関係者及び電子カルテベンダー関係者のみなさんの多くもそうでしょう。
今回私を担いでくださったIT企業さんは企業データの利活用方面が中心なので、業種を問わず様々なユーザー企業が居ます。そういった企業のシステム部門の方と酒を酌み交わしながら話をすることができたのは本当に良い経験となりました。
特に大阪。今が旬の大阪。働かない公務員の大阪。
だけど、大阪の人は熱い!ホンマに熱い!
いろんな話をしたよ。面白い技術もたくさん紹介してもらったよ。さすが商人(あきんど)やね、1しゃべると「ほなこんなソリューションどうでっか?」と10になって返って来る。でも、それが面白い技術ばかり。僕の知らないところでITって進化してるんだなーということと、大阪のIT商人のエネルギーはすごいなぁと関心することしきりでした。
そんな中、たまたま私の席の隣に座った無口なエンジニアさんが急に「江頭さん(仮名)のやられた事って本当に凄いと思うんです。どうやったら旧態依然とした組織を打破出来るんですか?」って質問してきて、ちょっと戸惑ったけど「僕がやったことでアドバイスできることなんかあるのかわかりませんが・・・」と前置きしながら喋ったこと。
とにかく夢を語れる仲間を作ること。そのためには人の仕事ぶりをよく見て、「こいつは!」と思ったら勇気を出して話してみること。
おそらくこれが出来なかったら、僕とチームを組んでくれたメンバーと理想を共有出来なかっただろうし、そもそも人事部も組織再編してくれなかったと思うん。
そんなことを少し考えて喋った懇親会でした。

名古屋での出来事は次のエントリーで。
ではまた。