医療情報学会4

学会はもう1日あるけど、仕事に戻らなければならないので私は今日が最終日。
今日の午後から明日にかけてDWHやデータマイニングのセッションがあるだけに非常に残念です。
で、今朝も朝から大事なセッション。お題は「データ移行」。
もれなく2008年問題に直面し、電子カルテ更新、また、それに伴ってのベンダー移行も視野に入れている当院は是非とも聞いておきたいセッションでした。
 
「データ移行をどうするのか」を考えるときに視点は2つあります。

  • 現実に迫ってきている電子カルテ更新の際にどうするのか
  • さらに数年後に必ず訪れる再度の更新

 
差し迫って次の更新に対処するためには
移行データのプライオリティ付けと方法が重要であり、個々のデータそれぞれに

などの方法論から定義していななければならない。
「ぜ〜んぶ移行!」って適当に考えてたらやっぱりダメみたいだwww
長野に帰ったらしっかり考えよう。
 
で、更に次回の更新を見据えた時にどうすべきかについて。
これはほぼ答えが出ている。
SS-MIXのように標準化した中間ストレージをきっちり作っていくことが大事。
これはデータ移行を容易にして、企業間の競争を喚起する意味でも有効だと思う。
現在、SS-MIXはプロファイル、検査、薬歴と一部の記録にしか定義されていないけど、2013年問題が起こる前にしっかり作って欲しいと説に願う。