充足した

昨年7月から本格的に統計を取り始めた看護必要度データ。
あれから1年後の今年7月分で一般病棟の合計充足率が100%を超えました。
もちろん100%に満たない病棟もあるけれど、ひとまず「充足」という言葉が使えるのを嬉しく思います。

一番堪えたのは、めちゃくちゃに忙しい脳外科病棟に妊婦ナースが4人もいるということを聞いたことです。お腹に赤ちゃんがいながら忙しい日勤をし、更に夜勤までしなければならないなんで想像するだけで胸にこみ上げてくるものがある。

2008年7月18日に書いた上記のエントリー。
この病棟の充足率が大幅に改善しました。今なら言えるけど、信じられないことに当時は60%を下回っていたのですよ。まるで子供の成長を見るように月を追うごとに充足率がすくすくと回復してきたことが分かります。
とにかく毎月の看護部への報告書で忙しい病棟(充足率の低い病棟)を客観的に指摘し続けてきたことが結果的にこの病棟を救ったのだと、少しだけかも知れないけど僕の仕事の結果だと大変嬉しく思い、そして満足しています。
 
さて、世の中はもうじきお盆ですね。
お盆期間中に、この1年で蓄積した18万件のデータを分析したいと思います。
がんばるぞー。