一長一短

実は先日、複数の最新の電子カルテをじっくり見比べる機会がありました。
じ〜っくりみて、いじって、感じたこと。それは「一長一短」だということ。
オーバービューで俯瞰する画面が優れていると思えば記録の入力ウィンドウがポップアップしてきて隠れちゃったり、看護診断からリンケージ・NIC-NOCへの一連の流れをよく理解した作りになっていると思えばその道案内が出来ていないGUIだったり、処方オーダーはEnterキーや矢印キーで操作できるのに放射線オーダーはいちいちクリックしなきゃいけないかったり・・・。
共通して良かった点として言えるのはどの電子カルテも動作は速くなっていることですね。某社は爆速と言っていいぐらいの速さです。
 
そして、率直に感じたのは、今使っているベンダー製ではない電子カルテを触ったときの「わかんね〜」感。なにをするにも一瞬考えてしまうのことを実体験として経験しました。現ベンダーのはなんとなく「ここかな?」っていうのが分かるんだけど、他ベンダーのはマジ分からん。
もちろん慣れの問題なんだけど、ベンダーが変わったらこれを看護部やコメディカル・事務のみんなに味わってもらわなきゃいけないんだなぁと思うとベンダー乗換えの意欲も少し薄れました。(笑)