無線LANデジカメ完成!

今回の電子カルテ更新にあたり、いくつか新しい取り組みを試みている。
その一つが「無線LANデジカメ」です。
デジカメ写真を電子カルテに貼付けようとしたときに、通常であれば
1,デジカメ撮影
2,カメラを電子カルテ端末にUSB接続
3,患者さまのカルテ起動
4,シェーマもしくは何らかの取り込みツール起動
5,ファイルを選択して貼付け
の5つのステップが必要。
 
これってすごい手間だと思うんよね。
どげんかせんといかんと思って採用したのが無線LANデジカメ。
まぁ、普通のデジカメにWiFi機能とバーコードリーダーが内蔵されている優れもの。
使い方はこう。
1,患者さまのリストバンドをデジカメで読みとる
2,デジカメ操作で「送信」を選ぶ
こんだけ。電子カルテには直接貼りつかないが、ドキュメントサーバを経由PACSに勝手に貼りつく。
写真見たければワンクリックでモダリティ指定でPACSビューワー起動ってわけさ。必要あればクリップボードからシェーマに貼りつければいい。ラクチンポン!! (⌒▽⌒)ノ ≡
 
中の人的に特筆すべきは無線LANを内蔵していることよりも、デジカメの画像に患者IDのタグを埋め込めること。これで面倒な一意付けが回避される。もともとはジオタグが発祥らしいい。位置情報を取得して画像にタグ付けできるなら、患者IDなんて屁でもないわな。
褥瘡で使うもよし、形成外来で使うもよし、ERで使うもよし、術中に使うもよし。シーンは様々でみんなに喜んでもらえると思う。
 
これの応用でスキャン文書の取り込みもラクチンポン!! (⌒▽⌒)ノ ≡なんだけど、それはまだ検証出来ていないのでまた後日。ま、DACSの応用だから。
 
まぁ、残念なのは「これが当然」と思われちゃうことかな。
ローテートの形成の先生には特にウケると思うけど、その他の人には「ふーん」で終わると思う。そして、他病院に移って「なんじゃこりゃ!」ってなるろ思う。
でも、それでもいいさ。
 
「いつも感謝。冷静に丁寧に正確に。みんなの夢が叶いますように。」です。