我も蛙なり

前回のエントリーで、どの医療機関の担当者も井の中の蛙であると書きました。
今日はその続きで、所詮ボクも蛙だったという反省の意味を込めてエントリーします。
 
SS-MIXをご存じの方はそんなに多くないと思います。
厚生労働省電子的診療情報交換推進事業のことなのですが、某県が人柱になって行った病院同士の診療情報交換事業で、簡単に言うと「いろんな病院でデータを交換する仕組みとフォーマットを作りましょ♪」ってやつです。
私の勤めている病院の医療圏では「ん〜、どうかな」ということもあり、あまり深くお勉強してませんでした。
 
したらば、今月の某医療IT雑誌で浜松医大の教授(医療情報学会の偉い人)が「SS-MIXの本来の目的はデータ交換だけど、標準化したデータを医療機関で蓄積しておくことは将来の電子カルテ乗り換えの時に便利だよん」いうアイディアをお進めしてた。
ん〜・・・と感嘆してしまった。
データ交換するための標準化は、自分の病院の電子カルテの乗り換えの時のデータ交換の役目も果たすという、なんと目から鱗なアイディア!
斬新でした。
 
それとともに、自分の勉強不足を実感しました。
大学での勉強、大学院での研究に追われ、仕事のほうの研鑽が疎かになっていたと言わざるを得ません。我ながら実に残念です。
井戸の中からちょこっと見渡すだけで視界は広がるというのに!
 
追伸:「かえる」を変換すると「(・∀・)カエル!!」になるのは危険です。
更に追伸:世の中こんなもんです。会社の仕事でマクロを組むのはズル? 事務作業の効率化に意見さまざま
ツっこみどころはここです→「仕事が早いというのは同じ環境でどれだけ間違いがなく効率よく作業ができるか」