診療情報管理室本格スタート

今月1日から発足した新生診療情報管理室ですが、実は診療情報管理士さんたちは別の部屋(隣ですけど)にいました。
先週の火曜日に診療情報管理チームが診療情報管理室に引っ越して参りました。
1日がかりの引越しで、翌日以降、私だけがなぜか筋肉痛。(笑)余程の運動不足の模様です。
ま、そんなことはさておき、医療情報チームと診療情報管理チームがひとつの部屋に収まって一週間が経ちました。
今の印象としては「とにかく活気がある」ということ。これに尽きます。
昼間から喧々諤々の議論を交わし、傍で聞いている人がそれぞれの立場で意見を言う。
例えば、クリニカルパスの適用率についての議論。
「パスの適用率って、どういう考え方で出せばいいの?今は、退院患者について、入院日に適用患者としてカウントしてるけどどうなの?」
「退院患者だけじゃなくて、入院中の患者も含めた方が面白くね?」
「いや、統計的には退院患者について、退院月にカウントするのが王道だよ」
「プロレスで言うなら全日(全日本プロレス)がね」
「知らんわ」
「王道はそれでいいと思うんよね。でもそれじゃつまらないじゃん。入院中のデータも取れるんだから活用方法はないのかな?」
「でもさー、仮にパスの適用率が下がってきたからパスを追加しようっていうロジックが働くものじゃないじゃん。だとしたらリアルタイムで入院患者も含めたデータが出ても旨みは少ないんじゃね」
「そりゃそうだ。じゃぁ、王道プロレスの形で出そうか」
といった具合に、一つ一つのデータについて、どう活用し、そのためにはどのようなデータを収集すればいいかを徹底的に議論する。とても楽しい。
 
議論が終わった後に診療情報管理チームのリーダーに「活気あるよねー」って言ったら、「これがあるべき姿でしょ」と軽く言われた。この素っ気無さが女性にモテない原因だ。(笑)
 
 ま、そんなことはさておき、こんなEpisodeもありました。
夜中に人事課を通りがかったら若手がまだ残業していたので表敬訪問がてら声をかけたら、「どうですか?診療情報管理室。個人的にすごく期待してるんですけど!」って。
「なんでお前が期待するんだwww」って聞くと
「いや、江頭さん(私:仮名)と寺田体育の日さん(仮名:診療情報管理チームリーダー)が一緒になったら化学反応起こすんじゃないかと思ってるんです!」って。
期待されて悪い気はしませんが、そんなに期待されても困ります。(笑)
「本当だったら、ここにひげめがね(仮名)も居るはずだったんだけどな〜」と本音をポロリ。
ここにひげめがねが居たら、Meltdownするほどの核分裂反応が起きたかも知れないと思うと、正直切なくなります。
残された者は残された人材の中でやるしかないのだけれど、まだ諦め切れない自分がいます。うつ病から完全に回復してはおらず、騙し騙しやっている現状で、彼の力が欲しい時はたくさんあります。
 
なんだか愚痴っぽくなっちゃったのでここでやめます。
とにかく今は、BOSSと仲間と持てる力(モテ力ではない)を結集して、良い電子カルテにしていく。いつも感謝。冷静に、丁寧に、正確に。みんなの夢が叶いますように。です。

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