職場復帰への道

今日は定期受診日でした。2週間前の診察で「かなりいいと思う」とは伝えてあった。
例えば

  • 多くの日にはお昼にはベッドから出れるようになり、調子が良いと奥さんの朝御飯を作れるようになってきた
  • 以前のように病院からの電話やメールにビクビクすることはなくなった
  • 気が向けば散歩やスイミングに行けるようになった
  • 今日(受診日がちょうど雨だった)のような雨の日でも動けることは評価できる
  • 唯一困っているのはヽ()`Д ´( )ノ ←でぶ!!ってきたこと

だった。
あれから2週間が経ち、どうだったかというと、特に代わりはなく順調に上向いている。追加されたことと言えば

  • 「仕事に戻ったらあれをやろう、これをやろう」という意欲が湧いてきたこと

で、これは大いなる進歩だと思ってる
 
そして、一番は「考える事」が出来るようになってきたことが大きい。
これなで福一(福島第一原子力発電所)関連の問題、ひいては今後のエネルギー政策のことについていくつか書いてきた。
僕は原子力問題について特段の思い入れがあるわけでもなく、にわかエコロジストでもない。現に、節電する気持ちはさらさら無い。
ではなぜ福一関連のエントリーを書いていたかというと、僕自身は「これはリハビリだ」と思っていたのだ。
その理由は、

  • 雑多な情報を収集する
  • 収集した情報から本質的な問題を発見する
  • その本質的な問題の解決策を論理的にまとめ、提示する

このプロセスを行えるようになっているか、そうできるような脳の疲れが取れているかを見極めるためでもあった。
提示しても実行するのは自分ではない安心感もあったし。
 
その観点からして、「だいぶ調子いいんじゃね?」という結論的なものを持って受診した。
 
いくつかの質問のあと「(療養休暇の診断書の期限である)月末までに少し本格的にリハビリしよう」とドクターが言ってくれた。
具体的には、今週の残り3日、1時間から2時間出社して、様子をみて、来週月曜日に再受診して判断しようということだった。
「まずは病院に足を踏み入れることが出来るかどうか」がファーストステップだと。
でも、そのファーストステップは既に乗り越えた。
受信したあと、そのまま病院(職場)に言ってみた。BOSSにアポイントとって。
結果は、まったく問題なし。普通に足を踏み入れることが出来た。そして、明日から数時間だけど出社する旨をBOSSと人事担当の人に話してきた。
BOSSは僕が「これから病院に行く」と電話で伝えたときに「療養休暇がもう1ヶ月伸びるのではないか心配した」と行っていたが、話をして安心してくれたみたいだ。
そして、「せっかくなのだから」と看護部に顔を出したら、多忙な看護部長がちょうど空いていて、数分話をすることが出来た。
そして、「復職に向けて明日から来る」と伝えると本当に喜んでくれた。自分の部下でもないのに、あんなに喜んでもらえて本当に嬉しかった。
「ああ、やっぱりここが僕のいる場所はまだあるんだ」と思えた。
 
まだ短時間だけど、明日から病院に戻ります。
 
これまで心配してくれたみんな。本当にありがとう。
いつも感謝。冷静に、丁寧に、正確に。みんなの夢が叶いますように。