モルディブ旅行記

電子カルテベンダーが決定して、契約部門で契約を締結する間に1年遅れの新婚旅行に行ってきました。
行き先は、モルディブでした。
目的は「何もしないことをやりに行く」。
で、北マーレ環礁のクダフラ、バア環礁のランダキラーヴァルの2つのフォーシーズンズホテルに泊まってきました。
Maldives at Kuda Huraa
Maldives at Landaa Giraavaru
 
ごく普通の旅行記を書いてもつまらないので、私なりにポイントを絞ってコツ的なことを・・・。

  • 最低限の英語は喋れろ

基本的にスタッフとのコミュニケーションは英語なので、旅行英語レベルでいいので英語は喋れないと楽しみが半減です。
例えばホテル主催のサンセットカクテルパーティにふらりと出かけても、他の旅行者との会話を楽しむことが出来ません。
日本人スタッフもいますが、レセプションに1人、レストランに1人、ダイブセンターに1人といった体制ですし、シフト制なのでいつもいるとは限りません。
英語が不安ならもっと日本人が多いリゾートのほうが楽しめるでしょう。

  • ツアーか個人手配か

ネット上では「個人手配のメリットがない」との声も聞かれますが、逆にツアーのメリットもありません。
なぜならエアーとホテルの手配以外にやることが無いから。この2つさえ出来れば個人手配のほうが得するシーンもあると思います。日本の旅行会社は週や曜日によって細かい料金設定をしていますが、実際のところ航空会社やホテルはそんな細かい料金設定していないんですよね。例えば「4月から9月はこのお値段!」みたいに一律だったりします。
ということは、日本のホリデーシーズンの場合、もしかしたら個人手配のほうが得かも知れません。
事実、個人手配の際にパック料金と比較しましたが、あまり変わりませんでしたよ。
ただし、ここでも英語力が必要です。飛行機やホテルの予約は基本的に英語ですから。

  • 食事は1日2食のつもりでいろ

ホテルのレストランしか無いとはいえ、長期滞在者を飽きさせないために様々なレストランイベントがあります。
が、御丁寧に3食をレストランで食べていたら、食事の時間を気にしてのんびり出来ませんし、リゾート価格の食事は高価で懐具合も気になってしまいます。そしてそもそもそんなに食べられない。(笑)
オススメするのは、1日2食。朝はゆっくり起きてレストランのブッフェを食べましょう。個人手配でも朝食は含まれていることが多いですので、行かなければ損です。(笑)そして、夕方になったらルームサービス(フォーシーズンズではIn Villa Diningと呼んでいました)を頼みましょう。ルームサービスといっても日本のホテルのような「美味しくないのに高額」といった損した感はまったくありません。なぜならレストランに行っても高いから。(笑)そして何より調理をしているのはレストランだということです。要は、レストランに行っても、部屋で食べても出てくるものは一緒で値段もほとんど一緒だということです。
であれば、お部屋で海を見ながらゆっくり食べたほうが絶対にお得なのです。
くどいようですが、部屋の電話で英語でオーダー出来ることが条件ですよ。

  • アクティビティはやらないつもりでいろ

とかく日本人はアクティビティが好きです。やれ水上スキーだ、やれダイビングだ・・・と。
気が向いた時に目の前の海に飛び込んで、スノーケリングをしてれば十分です。モルディブのスノーケリングはレベルが違います。部屋の周りの海で十分なんですが、1回ぐらいはハウスリーフに行ってみるのも良いでしょう。これはダイブセンターで予約するアクティビティです。ホテル近くの絶好のスノーケリングポイントに連れてってくれる30分ぐらいのアクティビティです。か、侮るなかれ、スノーケリングで何百という数の魚に囲まれる竜宮城が待っています。

シンガポール航空で行くとシンガポールで乗り換えがあります。
チャンギ空港、凄いです。超近代的で、フリーのネット環境やフリーのPS3XBOXがそこら中にあります。たぶん1日滞在しても十分楽しめるでしょう。
で、「シンガポール航空に乗りたい」「エアバスA380に乗りたい」「チャンギ空港で遊びたい」という人以外は直行便のある航空会社で良いのではないでしょうか。エコノミークラスだったらそんなに変わりません。直行便で楽に行った方がいいと思います。

  • 1島最低4泊は滞在しろ

はいはい、そうは言っても無理なのは承知で書きます。
やはり本当にのんびりするなら1島4泊は必要ですね。
私はモルディブは初めてだったので勝手が分からずクダフラ3泊+ランダ3泊でしたが、マーレ1泊+マーレ環礁以外5泊でも良かったと思いましたし、次はたぶんそうすると思います。
いやいや、やはりモルディブは計10日以上の旅程で行くところですね。(笑)

  • お土産はホテルで買うべし

さて、旅行で一番面倒くさいお土産の購入についてです。
「マーレ空港周辺にはお土産屋はない」とさんざん書かれていますが「そんなこと言っても国際空港だし・・・」と期待してはいけません。本当に何もありません。なぜなら、空港は島になっていて、市街地とは船での移動になるからです。
「じゃぁ市街地に行けばいいじゃん、どうせ時間もあるし」と思ってもいけません。市街地は良くも悪くも東南アジアっぽくて、少々ゴミゴミしていて旅行気分が台なしになります。
そして何より、市街地までもリゾート価格!←これ重要
だったらホテルのリゾートショップで購入してしまったほうがパッキングも楽だし、良いものが買えます。
買い忘れた場合には、空港内で買いましょう。どちらかといえば空港内のおみやげ屋さんは充実しています。
「何でもいいや」っていう方へのお土産は事前にネットで買ってしまえば、大事な人へのお土産選びだけに注力できます。

  • 空港ではシャワーを浴びろ

これはモルディブだけに限ったことではないですが、成田やチャンギでシャワーを浴びましょう。成田にもチャンギにも出国審査後のエリアにひっそりと存在しています。30分で500円もしくは8S$ぐらいです。これで旅の疲れがだいぶ違います。カード会社のクラブラウンジを使うのも手ですが、同伴者がいる場合は高上りです(本人は無料だが、同伴者は2,500円ぐらいかかる)。
ただし、マーレ空港にシャワーはあるのですが、私は怖くて使えませんでした。君子危うきに近寄らずです。(笑)
 
以上、とりとめもなく書きましたが、最も大事なのは英語力です。
とにかく日本語は喋ってくれませんから。せっかくモルディブまで行くなら気兼ねなくのんびりしたいものです。それを実現するには英語力は不可欠だと思います。