[医療]東京大学キタ!

今日は看護情報学関連の学会で東京大学に来ています。赤門くぐってきたよ。
今は安田講堂の中で発表を聞いてま〜す。
僕の人生の中で東京大学に用事があるなんて思ってもみなかったなぁ。
しかしまぁ、アレだ。プロセスモデルうんぬんばかりでつまらないな。
なんて考えながら発表を聞いていた。

でも、定量化しないと看護情報学はなにも始まらないんだなということを実感した。
ナースのHeart(気持ち)の部分をどうにかしようと思ってたらこの学問ではモチベーションが保てないだろうなという感じがする。
Herartの部分って何かっていうと、SNSのような「繋がり」の部分なんだろうな。SNSで個々が繋がることのもう少し先で、患者さまを単位として医療者が繋がる仕組み、そういうのってなんとか作れないのだろうか。
既に世の中は地域の中で枠組みを再構築するという医療機関単体で行っているチーム医療とは違った単位で動いている。しかし、現在の医療情報システムはそれをフォローする粋こまで到達していない。医療機関単位のスタンドアロンなスタイルでその先が見えない。
唯一見えているのはEHRというとても大きすぎる単位の話で、EHRで医療者の心の部分までフォローできるかと言えばEHRであっても「ダメ」なんだよね。(そりゃさ診療記録は客観的な視点で書くものだから、おおよそ目的としている部分からして違うから仕方がないのではあるさ)

であるとすれば、SNSのような「繋がり」を生むコンピューティングってやっぱり必要なんだと思う。
具体的にどうすればいいか。その答えは僕らのネット上の生活の中にヒントが隠されているんだと思う。
このblogを見てくれているマイミクさんと繋がっているように。