シンポジスト・デビュー

遅くなりましたが先々週に札幌で開かれた医療情報学会 看護部会でシンポジスト・デビューして参りました。
座長はこの分野で最も高名であろうお二人。isgk先生とut先生。
当日の朝に大会ホームページを確認したらお二人の名前が載っていて、一気にBlueな気分に。
どちらとは言いませんが、非常にタカ派な先生が1名おられます。(笑)
 
ま、今回は「電子カルテの看護記録を分析してこんな結果になりましたよー」的な発表だったわけで、業務改善はこれから質的監査と並行してやることが大事だよねーという結論で締めたわけですが、したらば、発表後のシンポジウムで座長さんから「(発表した)データでこのような結果になりましたが、その後はどう改善されましたか?」的な質問が。
要はアウトカムはどうなったのかというツッコミ。
 
まぁ、これについては想定質問の範囲内だったのですが、「それは看護部次第ですよー」と言いたくても言えない事情が。
それは、シンポジストに決まった時に看護部長に報告した際に、診療情報管理室兼看護管理部の師長さんが同行することになったんですねー。
分かりやすく言うと「江頭くん(仮名)が余計なこと言わないようにお目付け役として行ってきなさい」ということなんですわ。私のキャラを知っている人なら「そうだろうそうだろう」と頷くんでしょうね。
なので「率直に言えば看護部の動き次第なんですよねー(意訳:そんなの看護部に聞け)」とは言えないwww
お陰でちょっとしどろもどろになりましたが、なんとか乗り切ることが出来ました。
 
診療情報管理室にちょくちょく顔を出してくれるパス委員長のドクターから頂いた「シンポジストのコツは、あまり喋らず最後に『このシンポの話をまとめると◯◯ですよね』的な発言をすれば丸儲けだよ」というアドバイスは実現出来ず。丸儲け失敗www
それにしてもシンポジウムのタイトル『看護管理に医療情報は活かされているか!』は難しいテーマでしたなぁ。
 
しかし、このような貴重な経験の場を与えてくださった学会及び、当院(とりわけ看護部と診療情報管理室)の皆様の支えに感謝するばかりです。
 
余談ですが、北海道の幸を堪能し、大通公園では安倍総理の街頭演説も聞けたし、大満足の北海道の旅でした。
なにより嬉しかったのは、今の電子カルテの看護を担当してくれたSEさんが上司を説得してわざわざ札幌まで足を運んでくれたことです。iniさんに「行っていいよ」と許可してくれたベンダーの偉い方。本当にありがとう。お陰で旨い酒が飲めました。
 

 
追伸:シンポジストのことばかり念頭にあって、秋の医療情報学連合大会の演題募集を忘れました。痛恨の極みです。当院で行っているデータの二次利用の発表しようとおもったのに2年連続で失念しました。
ま、当院のような事例はあと2年は出てこないと自分で慰めながら、来年の発表に回したいと思います。