電子カルテサーバの電源が無停電回路じゃ無かった件

来週末に病院の保守停電が予定されています。
現行の電子カルテが稼動して初めての保守停電なので、念のため電子カルテサーバの電源が病院のCVCF回路(無停電回路)に繋がっているが確認してみました。
ま、繋がってて当たり前なんですがね。
 
ところが、なんと繋がっている回路は非常用発電機回路じゃないですか!非常用発電機回路は停電発生から約40秒後に復電します。40秒間は搭載してあるUPS頼みということになります。
UPS積んでるんだから大丈夫じゃないか」という声もありますが、UPSの電池は経年劣化します。稼動してもう2年使ってます。万が一にでも電源落ちたら洒落になりません。
おまけに、CVCFの回路が2つ隣の医事サーバなどが入っているラックに配線されてる(笑)。
どこでどう間違えたのか、電子カルテと医事のラックのプライオリティを間違えたようです。
電子カルテ稼動前はそこまで気が回らなかったので部下に任せっきりにしてしまった私の失策です。痛恨のミスです。
停電中でも現場はさしたる制限もなくシステムが使えるように細かな整備を少しづつ入れてきましたが、まさか大元の電子カルテが非常用発電機回路とは・・・まさに「orz」です。
 
幸いにも電源二重化サーバなので、1回路づつ切替えで回路変更できないか、ベンダーのインフラ部隊さんと相談中です。
基幹システムのサーバが停電の影響を受けるってあり得ないよね。あー、泣ける。