患者さまの移動

電子カルテのワーキンググループで「患者導線」というのを作りました。
とにかく患者さまの「移動」だけを考えるWGです。
先週に第1回のWGがあり、まず最初にベンダーさんの提示してきたWG開催回数を倍に増やしてもらいました。(笑)
で、今日は第二回目でしたが、結局今回の議題には進みませんでした。
患者基本票は必要か、患者案内票は必要か、はたまた受付票は必要かの議論をしています。延べ5時間を費やしてしまいました。
たぶん、ベンダーさんは戸惑っていると思います。「ここにそんなに時間をかけるのか」と。
ですが、病院の顧客は誰かと考えた時に最終的には患者さまなのです。(最終的にはと言ったのは、誰もが考える顧客の定義の一番最初に来るべきなのが患者さまなのですなのですが、僕らのミッションの最終的な顧客が患者さまだと僕は考えています)
そこを既存概念や面倒臭さでおざなりにしてはならないのです。なぜならそこには中間に関わる病院の職員が居るからです。
それを踏まえた上で最適化しなければならないのです。
だから患者さまの導線のディスカッションは重要だと思っています。

ただ、WGとしてレアケースを気にしすぎて全体のアウトラインを描くタスクが滞留してしまっていることについては危機感を覚えています。