ベンダー任せにしない電子カルテ調達・契約のコツ

え〜、現在午前4時37分です。年取ってきた自分には辛い時間です。
今夜は、フル電子カルテ化に向けてPACSとのボトルネック解消のための作業をしてもらってきました。
ボトルネックは解消したけど、クライアントのCPUに負荷がかかってしまう状況で思ったほどの効果は出なかったのが残念)
 
なんで、フル電子カルテ化と同時にやらないのでしょうか?普通は一括調達で十把一絡でやる類のモノなのです。
 
そこには理由があります。「一括調達はしない」のです。

  • 電子カルテ&部門システム一式
  • ネットワーク
  • 現行ベンダーからのデータ抽出
  • 電子カルテへのデータインポート
  • 継続使用する部門システムとの再接続費用

これらをすべて分割してクリアな形で次期電子カルテを選ぶためです。
電子カルテを選ぶために他の要素が影響を及ぼしてはならないのです。だから、分割してみました。
正直、面倒くさいです。でも、誰からも後ろ指を指されず、現場のみんなに良いと思う電子カルテを選ぶにはこのようにするのがベストと考えているのです。
 
いちいち金額を別けなければいけないから財務の仲間にも相談し、迷惑をかけています。でもそのために集まってもらった仲間なので遠慮なく迷惑をかけようと思ってます。彼の迷惑があと一年後に彼の心に届き、病院の中での自分の立ち位置とやりがいが彼の核になったら嬉しいです。
 
なんか話が横道にそれたけど、忸怩たる思いで過ごしてきた6年を無駄にしないよう、そして、仮に失敗しても志半ばでこの病院を去った親友が「ざまぁwww」と笑ってくれるだろうから、今、僕の気持ちは少し楽です。
こんな「少し楽です」って書けるのは、ベンダーさんに仕様書を提示している期間だからです。一ヶ月前と大違い。今頃ベンダーさんは大変なんだろうと思います。そういうことを僕らも思いやらなければならないし、それに対する適切な評価をしなければいけません。
 
追伸:5時03分なう