仕様書提示なう

やっと、仕様書をベンダーの皆様に提示しました。
項目数およそ5,000。常識的に考えて異常です。
ありがちな「仕様書項目について実現方法を詳細に回答すること」なんて視点で見るとベンダーさんは泣きます。
でも、私たちの目的は違います。
パッケージシステムが主流な現在、「機能があるかないか」を予め確認しておく必要があったからこうなったのです。それは、後々ベンダーさんにとっても病院にとっても大事なことだと思います。
ですから仕様書は評価尺度の一つでしかありません。何かしらの物差しで評価せざるを得ないのがパッケージ主流の現在の本質であり、物差しはその病院が作るべきなのです。だから、「出来る」か「出来ない」かの返事で十分です。各項目にいちいち返答を書いてもらうことはやめました。それは提案書に書いてもらえばいいことなのです。(そもそも散々書かせておいたのに、回答を見てない病院多いだろwww。ベンダーさんなめてんのかって言いたい) 
話が横道にそれましたが、とどの詰まり「仕様書に書いたから出来る」時代は終焉を告げたのです。仕様書ではなく機能確認書なのですよ。
  
で、5,000項目への回答が目的ではないのは上記で述べました。
我々が重視するのは提案力です。「仕様書に記載されていることを十分に忖度し、提案すること」、この一言に集約しました。
さらに、ハードウェア構成も提案形式にしました。最低限「チップセット教えろ」とかそんなことしか書いてません。(もっと書いたけどwww)
此処から先はベンダーの腕の見せ所であり、評価する側の知識が問われます。
でも、僕はやります。誠心誠意。
 
あと、仕様書をPukiWikiでtar.gzにして渡しました。これを見た方が忖度しやすいと思ったし、セキュリティを保った上でそれを社内で見れるようなベンダーがいいなと思っての仕業です。お硬いベンダーさん、技術の無いベンダーさん、ごめんなさい。