W_SIMとCSC

携帯電話から通信部分だけを抜き出すことで携帯電話本体の着せ替えまで可能なWillcomコアモジュール。
http://www.wcmf.jp/wsim/index.html
上記に公開されているインターフェース仕様を参考に「UARTにデータ送ればそれでデータ通信できるんじゃね?」と考えたのだが、そんな簡単ではない模様。
ここに分解して調べてる人がいた。
技術的にもそうだが、W-SIM端末を作ってよいかどうかについて

・個人で作るのは制限しないが、現実的には以下の理由で難しい。
・フォーラムでの技術試験に合格した端末でないと、ウィルコムの回線に接続するのはダメ。
・フォーラムへの加入は、法人のみ。
・フォーラムに加入しないと、技術資料は提供できない。

なんだそうだ。自分で作っちゃダメなのね。
おまけに「ATコマンド」なるもので制御しなきゃいけないらしい。モジュール化されているのにコマンドで制御ってどういうことなんだろう。イマイチ理解できないんだよな〜。

ま、そんなことはさておき、とすると、新しい製品が発売されるか、"DD"あたりの既に発売されている製品のドライバを誰かが作ってくれるのを待つ(←他力本願)しかないなぁ。
じゃぁW-SIMは使わないwillcomデータ通信特化型の製品がないかと調べたらこんなの発見。
http://www.cyberspacecomm.com/products/product01.html
ただの組み込み用のモジュール。W-SIMのように複数の端末に差し替えて使うことは出来ないのが弱点。とりあえず「GPSから算出した歩行速度をリアルタイムにネット経由で送信できる」という目標を達成するには使えそう。とりあえずメモっとく。