WILLCOMコアモジュール

上で述べたような理由で、GPSロガーからWillcom網に接続したいと思ってちょっと調べた。
そしたら、「WILLCOMコアモジュール戦略」なるものがあって、要はWillcomの通信モジュールだけをSIMカード形式で分離することで様々な製品にWillcom通信機能を持たせることが出来るというもの。
一般的な携帯電話のようにキーとしてのSIMカードではなく、通信モジュール自体がカードになっているのさ。ジャケットと呼ばれる携帯電話本体には通信機能が無くて、W-SIMモジュールにデータを送れば後は勝手に通信してくれるようなイメージ。
現在販売されているのは、ジャケット(携帯電話のガワタ)とW-SIM(通信モジュール)という形。組み込みが可能なものはない感じ。
これが可能であれば、GPSモジュールからのデータを組み込み機器で精製してWillcomコアモジュールから送信することが出来るわけです。すごい。
ま、組み込めるW-SIMモジュールはそれらしいのが見当たらず、唯一あったのがデータ通信専用の「"DD"Data Driver」という製品。USB経由でW-SIMで通信するモジュール。
ドライバの提供はWin&MacLinux用はないらしい。2chの情報だとkernel2.6.21以上だとドライバが入っているようだけど、組み込みは大体が2.4なんだよな〜。