電子カルテ

富士通LifeMark-HX見てきました

富士通のLifeMark-HXの実物を見てきましたよー。 あのですね、Web型ということでなめてました。すみません。 ブラウザで、EGMAIN-GXとほぼ同じUIを実現してますね。とはいえ、どうしてもブラウザでは超えられない壁は存在するのも確かですが、目を瞑れる範囲…

富士通LifeMark-HX

モダンホスピタルショウの開催に合わせて富士通が新型電子カルテを発表しましたね。 http://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/healthcare/products/lifemarkhx/index.html それにしても、Web型とは想像の斜め上。見た目は従来のEGMAINを踏襲しています…

もう更新の時期です(T_T)

今年度から「次期システム」に向けての作業が始まりました。 こないだ稼働したかと思ったらもう4年目に入っているのですー。 ところで、信州はF社の独壇場と言ってもいいぐらいです。 なぜなら唯一の大学病院がF社だからです。 でも、私達はF社からの乗り換…

「重症度 、医療・看護必要度等に関する調査 」が泣ける件について

厚生労働省からの「重症度 、医療・看護必要度等に関する調査 」にハマっております。良い意味の「ハマり」じゃなく、悪い意味です。はい。 事前に以下の調査依頼が来ていて、私たち庶民の預かり知らぬところで「ええよー」と返事をしてしまったのが事の発端…

院内のセカンダリブラウザをChromeにしちゃおうか

当院の電子カルテ端末のブラウザは未だにInternetExplorer8でございます。 電子カルテ稼動時(4年前)のままです。多くの病院さんでも稼動時のままという例が多いのではないでしょうか? 部門システムの呼び出しをブラウザでキックさせていたり、そもそもベ…

ネットのニュースになりました

拙blogをご愛読されている皆様、だいぶ遅いですが新年明けましておめでとうございます。 さて、今年最初のエントリーは、昨日某企業さんとコラボレーションした当院での取り組みが先方企業さんからプレスリリースが発表され、各種ネットニュースに取り上げて…

医療情報学連合大会で発表

過去2年連続で演題申込を忘れていた医療情報学会での発表ですが、今年も危うく申し込み忘れるところでした。運良く同僚が気がついてくれて(笑)抄録申し込んだら無事に通過しましてですね。 2年も忘れていたネタなのに、まだまだ新鮮なのかAcceptされた時…

メモリ解放ツールempty.exeが具合いいかも知れない件

電子カルテがちょいちょいフリーズして、ずっと難儀してました。 大半は電子カルテのバグというかメモリーリークのような動作の印象があり、バージョンアップや(電カルの)修正プログラムの適用で一時期よりはだいぶマシになったのだけど、いまでも散発して…

中医協答申でハイケアユニットはどうなるか

昨日、中医協(中央社会保険医療協議会)の答申が出ましたね。 重症病棟の削減目標のために看護必要度基準が厳しくなった点に興味がありますね。 7:1入院基本料の一般病床もそうですが、特定集中治療室管理料とハイケアユニット入院医療管理料の看護必要…

コピー複合機、データ丸見えも

出勤するとモーニングコーヒーをタンブラーに入れてもらいに病院の中の喫茶店に寄るのが毎朝の日課です。 で、今朝の新聞の一面がふと目に入りました。 コピー複合機、データ丸見えも 対策不十分なら、政府調査へ いやー、当院は院内のほぼすべてのプリンテ…

信頼するということ。そしてその崩壊。

電子カルテに限らず、大多数のシステムで「開発」ー「構築」ー「企業の情報システム部門」ー「ユーザー」という構図がある。 ユーザーは「開発は現場を知らない」と愚痴る。だってそんなフローは無いのだが、ユーザーは「お客様は神様だ」の理論でいるから、…

「優しさ」と「ありがとう」を伝えに大阪に行ってきたで

ウチの病院で使っている電子カルテは、本社は東京なんだけど開発拠点は大阪なのねん。 東京は前モデルや医事会計などを中心にやってるねん。 でな、去年は東京の本社でSEさんたちに喋らせてもろたんやけんど、そん時からベンダーさんに頼むわぁ言うてたのが…

シンポジスト・デビュー

遅くなりましたが先々週に札幌で開かれた医療情報学会 看護部会でシンポジスト・デビューして参りました。 座長はこの分野で最も高名であろうお二人。isgk先生とut先生。 当日の朝に大会ホームページを確認したらお二人の名前が載っていて、一気にBlueな気分…

NECの新型電子カルテ

信州の担当ではないのだけれど親しくさせて頂いているあるNECの営業さんから直々に電話頂きました。 NECが最新型電子カルテ「MegaOak/iS」を発表しましたそうです。 NEC、電子カルテシステム「MegaOak/iS」を発売 現行MegaもVer.が2桁に到達するという違っ…

なんのためのStaging環境なんだ。なんのための受入試験なんだ

ちょっとマジムカつくんですけどー。 以前にこんなエントリーを書きました。 電子カルテバージョンアップにおけるStaging環境の有用性 電子カルテのバージョンアップって病院側でも受入試験てちゃんとやらなきゃいけないよねー。そのためにはStaging環境が有…

電子カルテサーバの電源が無停電回路じゃ無かった件

来週末に病院の保守停電が予定されています。 現行の電子カルテが稼動して初めての保守停電なので、念のため電子カルテサーバの電源が病院のCVCF回路(無停電回路)に繋がっているが確認してみました。 ま、繋がってて当たり前なんですがね。 ところが、なん…

師長会で報告してきました

先日までの3エントリーで書いた看護記録の分析結果ですが、看護部長始め看護部の偉い師長さんたちに説明した所、「ねぇねぇ、これ次の師長会で説明してくれるかな?」と言ってくれました。 うちの看護部はこういう情報を一部の人が握るのではなくてオープン…

誰が記録をたくさん書いているのか

世の中は三連休だというのに、ネットワークの冗長化工事のためご出勤しているワタクシであります。看護からネットワークまで、守備範囲はイチロー並に広いです。ザルですがね! ま、そんな休日は基本的に立ち会いだけなので暇を持て余すわけです。 なので、…

ナースはいつ看護記録を書いているのか

昨日のエントリーでは、端末があるが故に、勤務入りの情報収集に早く出勤して来てしまうナースが居ると書きました。 では、何を情報収集しているのかについて思考を巡らせると、おそらく前回の勤務から今日までの看護記録を読み返すのが大きなウェイトを占め…

電子カルテ端末が多すぎる弊害

拙Blogをご覧の皆様、新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 このところ知的生産活動が低迷気味で更新が滞りがちでございます。 昨年11月にはロタウイルスに罹り、翌週には(おそらく)ノロかアデノウイルスに罹り、散々な年末…

感染性胃腸炎患者の推移

感染性胃腸炎が流行していますね。 かく言う私も、先々週始めにロタウイルスに罹り、先週末にノロウイルスかアデノウイルスに罹りました。 ロタウイルスは大人の罹患は稀だそうで、開業医の先生も怪訝な顔をしていました。 ま、そのお陰でベルトが緩くなり、…

今年も医療情報学連合大会に行って参りました。

エントリーが遅くなったのは、帰ってきてからロタウイルスに罹患して寝込んでいたからでございます。ロタって大人でも罹るんだね。 あ、潜伏期間からして学会場で感染したのではないと思ってます。(いちおう書いておかないとね) で、今回の連合大会の感想…

ベンダー本社で講演

先日開催されたモダンホスピタルショウに併せて当院のベンダーのユーザー会がありました。 で、そこで講演をさせて頂いたのですが、「こんなことまで出来るなんて目から鱗でした!」など、おかげ様で大好評をいただきました。 ま、当たり前です。みんなが「…

【QI】糖尿病患者の血糖コントロール

過去の手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率に続いて今度は糖尿病患者の血糖コントロールのQualityIndicatorを出しました。 あまりに簡単だったのでエントリーし忘れてましたわ。 糖尿病患者の血糖コントロール 分子と分母は以下のとおり。 ・ 分子 HbA1…

モダンホスピタルショウに出展します!

予てから取り組んでいる電子カルテデータの二次利用ですが、今の情報ダッシュボードはこんな感じになっています。 電子カルテ本稼動から1年が経過し、前年同月比の比較が出来るようになってきたところです。 とりわけ目新しいところでは、入退院オーダーをベ…

これって地域連携パスに使えるんじゃないかというSharePoint Online

まずはこれを読んで欲しい。国立成育医療センターのynb先生のblogです。 Microsoft Wordで簡単クラウド・データベース 地域医療連携パスって「複数の」病院・開業医・事業者、さらには患者さまの家族など、多種多様な人々が動くので、それらの情報共有をどう…

何のためのStaging環境やっちゅう話

本日、クリニカルパス機能の強化モジュールを入れ替えようとしました。 したらば、手術情報を取ってくるルーチンが別モジュールのルーチンに飛ぶようになってました。 で、患者さまのカルテを開くと飛び先のサブルーチンがなくてエラー。 Staging環境では出…

看護必要度を用いたナースの忙しさのまとめ的エントリー

このblogの読者さんから以下の質問をいただきました。 はじめまして。病棟看護師の業務量の可視化(忙しさ度合の指標)を探していたらこちらにたどり着きました。 私は地方にある病院で事務・診療情報管理士をしています。当院でも電子カルテ導入後10年く…

QIプロジェクト指標の自動化!

なにやらこの春からQIプロジェクトなるものが始まったみたいですね。全国で85病院が参加しているみたい。 https://www.hospital.or.jp/qip/ で、当院もこの85病院の中に含まれています。ええ、QIを出すのです。 先月行われた説明会に行ってきた上司と診療情…

電子カルテバージョンアップにおけるStaging環境の有用性

近年の電子カルテは他業界にいくらか遅れをとっていますが「パッケージ型」が主流です。 パッケージ型の最大のメリットは定期的にバージョンアップを行うことにより新しい機能の搭載や陳腐化が防止できるという点においては衆目の一致するところであります。…